2014年8月2日(土)オープンキャンパス報告

 8月2日(土)に本学でオープンキャンパスが開催されました。経済学部では受験生を対象に「学部紹介&ゼミ活動紹介」を実施。経済学部2年次生の成田さんがその様子をレポートしてくれました。

 2日のオープンキャンパスでは、「賢く生きるための経済学」というテーマで午前午後を通じて、多くの受験生が参加しました。
 経済学とは賢い意思決定をするためのヒントを学ぶ学問であり、その中で重要な2つの経済学の考え方を説明しました。

 1つ目はトレードオフに直面していることを認識することです。
 トレードオフとは自分が何かをするためには他の何かを諦めることであり、そのことを認識することで多くの選択肢を考えることができます。受験生の多くはトレードオフという言葉に馴染みがないようでしたが、勉強をするために遊ぶことを諦めるという具体例を提示することにより理解することができていました。

 2つ目は費用と便益を比較することです。受験生に、大学へ行く費用と便益は何かという質問をしたところ、便益として知識を得られる、出会いがある、就職に有利といった回答が挙げられ、費用として授業料、交通費、大学に進学したため高卒で就職した人が得る賃金を得られない機会費用という回答が挙げられました。費用と利益を比較することで選択すべきか否かを判断することができます。

 経済学とは最も自分にとって有益な選択肢を選ぶためにこれらのヒントを学ぶことです。
 経済学部とは何を学習しているのかわからない受験生が多くいましたが、わかりやすい具体例を挙げたことで、難しい言葉でも身近なイメージを持つことができ、以前より経済学を理解している印象を受けました。

記事:経済学部 成田有希さん(3年次生)

 今回オープンキャンパスに参加された方や、この記事を読んで経済学に興味を持った受験生がたくさん入学されるのを心からお待ちしています。
 当日は、現役学生が個別相談にも参加。受験生への質問に対応しました。

 今後のオープンキャンパスは2014年8月17日(土)・9月14日(日)に実施されます。
 経済学部では8月17日(土)に「現役経済学部生による大学生活紹介−授業・部活・サークル・アルバイト内容公開−」、9月14日(日)に「体型(肥満・やせ)を経済学で考える」をテーマに実施します。

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