上方講談師 旭堂南陽氏による講談授業が実施されました(「日本経済史B」)!

 11月18日(月)「日本経済史B」の授業時間の一部を利用して上方講談師 旭堂南陽氏による講談授業が行われました。経済学部では、平成18年度から、経済学部専門教育科目を学生にとって親しみやすく、分かりやすいものとする取り組みの一環として、授業に上方講談を取り入れ、講談師に講談を演じていただいています。

 この講談授業は秋学期4回にわたり実施予定。

 今回は「日本経済史B」の授業で実施。受講生はこれまでの授業で、幕末から明治にかけての日本経済史を勉強してきました。明治維新後の不換紙幣乱発のインフレーションの状況等について学んだ中で、今回はその時代背景を理解する手助けとして講談授業が実施されました。
 講談はなんといっても人物の一代記。幕末から西南戦争まで、西郷隆盛の一代記について、南陽氏おなじみの大音声で語られました。

 幕末の島津斉彬、そして月照とのエピソードからはじまり、坂本龍馬で有名な薩長同盟、戊辰戦争から江戸城無血開城、明治維新を迎え、征韓論、不平士族の反乱から西南戦争まで。まさに幕末維新の動乱期を、西郷隆盛を主人公に息つく暇なく繰り出される歴史の世界に受講生はじっと聞き入っていました。

 講談師は日本にはなんと80人しかいないようです。日本人の150万人に1人しかいない講談師の講談は、以下の予定で今後も実施されます。

 秋学期の講談授業の予定は以下のとおり。

2013年12月5日(木) 「経済学英語講義B(担当:齊藤)」
2013年12月16日(月) 「日本経済史B(担当:井奥)」
2013年12月19日(木) 「日本経済史B(担当:山内)」

※上記は予定であり、予告なく日程変更の可能性があります。

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