【片岡ゼミ】京都地方裁判所を見学



 12月7日、ゼミ生15名は京都地方裁判所を訪問し、裁判傍聴と裁判員制度の説明を受ける機会を持った。

 裁判員が関係するのは地裁の刑事事件であり、使われる法廷はかなり広く、裁判員1名ずつにモニターがあてがわれ、全体の装備は大掛かりなものであった。

 また、傍聴した裁判は窃盗事件だったが、この被告は以前にも同様の事件を起こし、今回は2回目の犯行。しかしその原因は、精神安定剤を服用すると、その直後に意気が高揚し、万引きに及ぶ、という内容。検事、弁護士、被告側の証人のやり取りを見ていると、数学のパズルを解いているようで、時間の経過を早く感じるのはもちろんである。

 検事は2年の刑を求め、弁護側は情状酌量を請求して、この日を終了。

 ともあれ、平常のゼミとは異質の十分興味深い時間をゼミ生は過ごすことができた。

PAGE TOP