【菅原ゼミ】栗東市長と懇談会を行う

 菅原ゼミ(3年次生)は、1月12日火曜日、演習の時間を利用して栗東市の國松正一市長にお越しいただき、栗東市の政策についてのお話を伺った。栗東市長は、定期的に市内諸団体との懇談会を実施されている。國松市長が本学経済学部の卒業生である縁もあって、今回例外的に懇談会を開催していただくことができた。

【菅原ゼミ】栗東市長と懇談会を行う

 懇談会では、「新幹線新駅誘致とその計画が中止に至った経緯」、「栗東市の財政悪化とその対策」について、報道では知ることができない問題についてもお話を伺えた。特に、計画を中止したことに伴い、行政間、行政と住民、そして住民間での信頼の問題は、非常に大きな行政コストであることが分かり、大型公共事業を中止することの難しさを痛感することができた。

 講演、質疑応答が終わり、國松市長は最後に「1つでも自信が持てることを身につけて卒業してください。産大の名を轟かせられるよう、期待しております。」と、ゼミ生にエールを送ってくださった。

 ゼミ生の経済学部3年次生、松魚真也さんは「今までよく分からなかった栗東の新駅問題の裏側が分かった。今回は市側からの視点でお話いただいたので、色々な視点から見た新駅問題について、勉強したいと思う。」同じく、ゼミ生の経済学部3年次生、坂本冬華さんは、「1つの計画が何十年と長期に渡ると、リーマンショックや計画の前倒しなど、想定外の事が次々と起こるので、先を見る目がとても重要になってくると思った。」と感想を述べてくれた。

【菅原ゼミ】栗東市長と懇談会を行う
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