【経済学部 田中 寧 教授】
フィンランド・ユヴァスキュラ大学(本学協定校)にて
講義をおこなう

 3月23日から27日まで、本学の協定校であるフィンランド・ユヴァスキュラ大学から招聘を受けて、経済学部 田中 寧 教授が講義(労働経済学、日本経済入門、大学院セミナー)を担当。

 フィンランドはとても寒く、滞在中の3月下旬でも日中は−2〜+2度、夜になると−17度にも下がり、滞在先近くの湖は凍っていて、昼にはスケートやアイスホッケーで楽しんでいる姿を多くみかけた。

 フィンランド語は英、独、仏語とは全く異なった言語。多くのフィンランド人は英語が堪能で、大学の授業も多くが英語で行われる。今回担当した授業もすべて英語で行った。写真の授業風景は、「日本経済入門」のもの。講義は、第二次大戦後の日本経済をテーマとして、経済成長の始まりである50年代の日本を紹介するために「映画 3丁目の夕日」の一部を鑑賞してもらったところ、大好評。受講生は様々な年齢と人種の人々で構成され、講義後もいろいろな質問がありとても充実した授業となった。

 フィンランドは、教育制度で注目を浴びている国。(OECDの教育比較調査PISAで高い評価を受けている)ユヴァスキュラ大学はもともと教育大学で、いわゆるフィンランド・メソッドに触れるには最適の留学先といえるでしょう。現在、ユヴァスキュラ大学から本学に交換留学生が2名来ているが、本学の学生にも交換留学先の大学として強く勧めたい大学の一つである。

経済学部 留学アドバイザー 田中 寧


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