【藤野ゼミ】学内に向けて、フェアトレードを広める活動を展開

 フェアトレードの研究をしている藤野ゼミは、本学の学生にフェアトレードの存在を知ってもらうため、フェアトレード商品である紅茶やチョコレートを使い、平成20年12月15日に5号館ロビーで試飲会(試食会)を開催。併せてフェアトレードの資料展示とチラシを配布し、フェアトレードを広める活動を行った。

※フェアトレードとは公正な取引のことで、発展途上国の人達を支えるために行われており、その取引商品のことをフェアトレード商品という。


この試飲会を主催したゼミ生から、熱いメッセージを頂いた。

 来場いただいた学生に『一般に売られているコーヒーやチョコレートの原料であるカカオ豆の生産者には、一袋3〜9円程しか利益がない』という現状を説明したところ、多くの学生が関心を持って耳を傾けてくれた。フェアトレードの認知度は、社会ではまだまだ低く、故にフェアトレード商品への需要も現在のところ、低い。 しかし、今回開催した試飲会のような機会を設ければ、必ず足を止め、興味を持ってくれる人がいることがわかった。フェアトレードを認知してくれれば、フェアトレード商品を購入してくれると思う。

 このように、少しずつフェアトレードの認知度を上げていくことは、発展途上国の農家や生産者の暮らしを支えることに繋がっていくと考えるので、フェアトレードの存在を社会に知ってもらうことが重要であると思う。

 フェアトレードの認知度が高まり、買い物に行った商品棚にフェアトレード商品が置いてあるのが当たり前となる社会になってほしい。


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