平成19年度 土居ゼミ卒業発表会 実施報告

みんなで記念撮影

 3月22日経済学部の卒業式終了後の午後2時から5号館2階ミーティングルームTにおいて、土居ゼミの卒業発表会が開催されました。その模様や講評が土居先生より届きました。  この土居ゼミ卒業発表会は、土居ゼミのゼミ生により計画・実施されたもので、ゼミ生の卒業論文を他のゼミ生や保護者の前で発表するものです。 z


発表会の目的

 学資支弁者である保護者の方々に、大学に来ていただく機会はほとんど皆無である。このため、高い学費を払っても、大学がどのようなところであるか、また、子供がどのように成長したかを知る機会は少ない。したがって、大学生活の総仕上げである卒業論文の報告と大学生活そのものに関して、学生に報告させることで、どのような生活を送ってきたのか、どのように成長したのか(経済のどのような問題に興味があって、どう分析したのか、パワーポイントを使えること、人前で報告できるなど)を保護者に伝えること。

 学生には、ここまで、多くの人々の助けがあったということに気付かせ、それに対する感謝を直接伝える機会を提供する。また、これまでの生活を振り返ることで、学生生活にケジメをつけ、社会人となることを自覚してもらうこと。以上の二つを大きな目的として開催されました。

卒業報告会プログラム

発表の模様

  • 開式の辞
  • ゼミ活動の報告(副ゼミ長)
  • 報告
  • ゼミ長挨拶
  • DVDの上映
  • 送る言葉(教員)
  • 閉式の辞
  • 記念撮影

 発表は、個人やグループで行われました。各発表者とも、44年間の集大成である卒業論文だけに、発表する表情と声には熱がこもり、予定時間を大幅に越えてしまうなどのハプニングもありました。

学生の感想

○最初は嫌だったが、やってよかった。すごく良い会だった。○感動よりも緊張した。○「やった」感・充実感・やり遂げた感、がある ○このような機会でないと、親に有難う、とは言えない ○皆のよい話が聞けてよかった・皆、良くがんばったなぁと思う。○全員集まったのがすごい ○皆がどれだけ頑張ったかをしることが出来てよかった。どうしてそのテーマにしたかとかを聞くのは勉強になったし、みんなしっかり自分の考えを持っているのだと感心した。また、自分がやってきた卒論をみんなの前で発表できてよかった。人前で発表しなければならない、というのがあったおかげでわかりやすく伝える難しさも感じたし、逆に人の話を聞いていて、何をどういう風に、どの位の時間で言えば、伝わりやすいかも知れた。

土居先生から卒業生へメッセージ

 土居ゼミ3期生の皆さん、卒業おめでとう。日々努力する皆と過ごした2年半、とても充実していました。学祭、合宿、旅行と楽しいことも沢山あったけど、何度もレポートやパワーポイントを書き直して貰ったり、遅刻を怒ったりと厳しく言ったことも多かったと思います。それでも、皆で助け合い、励ましあって全員でこの日を迎えられたこと本当に嬉しく思います。最後には卒論を全員が完成させ、全員が立派に報告する姿を見て、こんなに大きく成長してくれたのだと感動しました。

 そして、大学4年間様々な経験が出来たのも、クラス全員と先生方、事務の方々、ご父兄の方々のお陰、と感謝の念を新たにしたこの卒業報告会は、皆の心に一生残ることでしょう。それら全てを糧として、これから社会の中で大きく羽ばたいてくれることと信じています。

 最後になりましたが、本会の運営にご協力いただきました先生方、事務の方々、ご出席いただきましたご父兄の皆様に心より感謝申し上げます。

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