経済学部の教育目標

 世界と日本の経済社会の変化は目まぐるしく、様々な面で高い能力を持つ人材が求められています。経済学部では、建学の精神を踏まえ、次のような人材の育成を目指します。それは、健全な人格をもち、将来、各方面で活躍するために必要な経済学的思考方法と知識を基礎に、常にグローバルな視野に立ち、かつ的確な総合的判断のできる“優れた経済人”の育成です。
 この目標を達成するために、本学部では以下の特徴をもつカリキュラムにもとづいて教育を行なっています。

徹底した「基礎導入教育」

大学に入学してからの学修は、高校までとは大きく異なります。特に、経済学は大学で初めて学ぶということもあり、大学1年次における学修がきわめて重要な役割を果たします。そのために、経済学部では独自に開発した電子教材『e-Learning経済学入門』を活用して、基礎導入教育を徹底的に行ないます。多人数の講義科目と少人数クラスをリンクし、基礎学力を身に付け、大学での学修のスタートを支援します。


基礎から発展への「段階的学修」

1年次の基礎導入教育を終了した後、2年次には経済学の基礎的な科目を履修します。3・4年次には、それをさらに発展させる専門性の高い科目を履修します。これは、経済学を基礎から発展へと段階的に学修できるように配慮しているからです。


系統的な学修を進める「専門コース制」

1年次の基礎導入教育の後を受けて、2年次からは専門コース制が開始されます。各自の関心や将来計画を念頭におき、より専門的な学修に取り組むように「専門コース」を3つ用意しました。「公共政策コース」「産業経済コース」「国際経済コース」の3つです。各コースにはそれぞれ独自の選択必修科目があり、それを中心に、専門科目を効率的・系統的に選択・履修することができます。


グローバル化・情報化に適応する能力の強化

1年次からの語学教育、2年次からの外国語経済書講読や英語講義。さらに、パソコンによる経済データの統計的な処理を扱う関連科目。これに、専門コースの専門領域の科目の学修が加わることにより、グローバルな社会、情報通信社会に適応できるように学修します。


興味や関心に応じ、経済学の枠を越えた「総合的な学修」

専門コースを中心とした専門教育科目だけでなく、教養科目である人間科学教育科目、経済学以外の他学部専門教育科目を組合せ、幅広く学修することができます。つまり、全学的な「フレキシブルカリキュラム」および他学部専門科目で構成する「学部教育充実の履修モデル」を学修することで、経済学の枠を越えた総合的な判断力を身に付けることができます。


1年次から4年次まで一貫した「少人数教育の重視」

少人数のセミナー・演習は、専門教育の中核をなすものです。基礎から発展への段階的な教育には、1年次の入門セミナーA・Bのクラス、2年次春の基礎セミナーと秋の演習T、3年次の演習Uと演習V、そして4年次の演習Wにおけるゼミ修了論文といった少人数クラスが不可欠です。少人数クラスでは、研究・討論・発表を通じて専門知識と経済学的思考方法を身に付けることができ、また、教員と学生、さらには学生相互間での交流を通じてコミュニケーション能力を鍛えることができます。


 なお、さらに専門的に研究を進めることを希望する学生・社会人のために、大学院経済学研究科博士課程前期課程・後期課程を設置しています。また、社会人対象の大学院経済学研究科(通信教育課程)を設置しています。