平成25年度 秋学期 公開授業&ワークショップ 実施報告

実施テーマ

 プログラミングの基礎教育に関する検討および改善

科目名

 基礎プログラミング演習II

「公開授業」の内容

 プログラミング言語Cの制御構造、特にswitch…case…とif…else if…else…のプログラム制御構造に関して教員が解題し、学生たちがEGGX(グラフィックライブラリ)を援用しながら、プログラムの分岐を司る構造を確かめる、という内容であった。ちょうど、OS X Mavericks へのアップグレード時期と重なり、また、学生たちが所有する多くのパソコンが東芝製フラッシュストレージの不具合によるリコール対象になるという事態とも重なった大変な時期であったが、この授業を介して学生たちに告知され、対処法が示された。

「ワークショップ」の内容

 公開授業に選定した基礎プログラミング演習Uは、初年次教育の一つであり、必修科目でもある。ワークショップでは、そのクラス編成や演習内容など、また学生と教員の間のやり取りなどの方法も含め、カリキュラムポリシーと質保証の面から、多岐にわたる様々な話がなされた。あえてアジェンダなどを用意せず、ブレンストーミング方式で行い、実際にプログラミング教育に携わっている教員から現行の問題点が提示されて、直接に携わっていない教員たちの相互理解の促進、そして、集合知の形成の一助となった。

活動の効果を高めるための今後の方策

 プログラミング教育に携わる教員を中心にしたプログラミング授業改革会議を開催し、継続的に協議を行い、改革や改善の草案を作成する。(平成25年12月27日現在、当該のプログラミング授業改革会議をすでに5回行っている。)

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