荻野晃大講師の論文「飽きを感じる感性のモデル化に関する研究」が、
日本感性工学会2011年論文賞を受賞しました

 2011年9月3日、工学院大学新宿キャンパスで行われた第13回日本感性工学会大会中、荻野晃大講師(コンピュータ理工学部 インテリジェントシステム学科 教員)の論文、「飽きを感じる感性のモデル化に関する研究」が日本感性工学会2011論文賞を受賞しました。

※論文賞とは、原則として前年1月より 12 月までの「Kansei Engineering International Journal」または「日本感性工学会論文誌」に所載の Original Articles の中で、創意があり学術的に高い価値を有すると認められたもの。

  • 受賞論文:「飽きを感じる感性のモデル化に関する研究」
    共著 稲村博央、野間裕子、荻野晃大、庄司裕子
    日本感性工学会論文誌 第9巻2号通号026号 pp.251-257
  • 論文の概要:人が飽きを感じる過程を工学的にモデル化して、コンピュータで飽きをシミュレーションできるようにするための方法論を考案した論文。例題としてお弁当の献立を用いており、同じような献立が続いた場合の飽き度(マンネリ度)を推定する事ができるようになった。
  • 受賞理由:飽き(マンネリ感)という主観的な評価の過程を「類似した刺激の連続に対する主観的な評価の低減」という観点からモデル化した興味ある試みで、感性工学としての将来性に富むアプローチあることが認められ、今後の発展が期待される。
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