丹後市起業アイデアコンペティションで
経営学部久保ゼミ3年次生が優良賞&佳作

 2014年12月13日に開催された京丹後市起業アイデアコンペティション(ビジネスプラン・コンテスト)にて、経営学部久保ゼミ4年生の2グループが「京丹後 HALAL FOODプロジェクト」「S+CRAB」というタイトルで、それぞれ優良賞(副賞15万円)と佳作(副賞3万円)を受賞しました。

  • 「京丹後 HALAL FOODプロジェクト」

  • 「S+CRAB」

 優良賞のメンバーは、写真左から武内ムーディー翔太さん、上田伸さん、枝宏樹さん。佳作メンバーは、写真左から長谷海宗さん、豊谷真一さん、美濃部J1寛貴さん。

 「京丹後 HALAL FOODプロジェクト」は、イスラム圏の海外からわが国への旅行者が増大していることに着眼し、宗教的に許された食事(ハラル食)を地域として提供することによって旅行者を京丹後市に呼び込むプランです。イスラム圏の国(例:マレーシア、インドネシア、中東諸国)からの富裕層が、わが国に旅行に来て困る点をリサーチして「食」の問題が存在することを明らかにし、京丹後の素材を用いたメニューを多数提示することによって解決しました。また地域での取り組みを海外に向けて知ってもらうために、ハラル認証を活用することを提案しました。
 アイデアの新規性、プロジェクトがもたらす来訪者増加の見込み数、具体的なメニューを試作品を通じて多数提示したこと、明快なプレゼン方法が評価されました。

 「S+CRAB」は、京丹後市でゴミとして多数発生するカニの甲羅に着眼し、その甲羅を洗顔料のスクラブに活用して製品化するプランです。現在のところ、カニの甲羅は砕いて肥料や繊維に用いられているのみで、他の用途開拓が求められていました。本プランは、カニの甲羅を砕いてスクラブにするだけでなく、カニの甲羅を透明化する技術を用いて、甲羅をパッケージに利用することを提案しました。
 地域での課題を解決する点、試作品を作り使用した感想をプレゼンに組み込んだ点、甲羅の成分が人体に良い点、京丹後市の特産品であるカニをアピールできることが評価されました。

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