山下ゼミ学生 留学体験記

 2009年の夏休みを利用して、山下ゼミ2回生の大西亮君と3回生の明石将人君が、大学のプログラムで短期語学留学をしました。日本では味わえない様々な経験をし、学ぶところも多かったようです。お二人の留学体験記を写真とともに紹介します。

3回生:明石将人君(オックスフォードブルックス大学・イギリス)

 英語の勉強もさることながら、スペイン、ポルトガル、ベネズエラ、サウジアラビア、台湾など、いろいろな国の人と仲良くなれたことがよかったです。これらの人たちと話すと、それぞれの国の人たちの特徴のようなものがわかります。スペイン・ポルトガルの人は陽気で気さく、東欧の人はどこかまじめな印象などなど。とてもおもしろいです。同じ英語でもずいぶん違います。たとえば、スペイン・ポルトガルの人は英語をまき舌で話します。私はそれを聞きとるのに苦労しました。このような体験は日本ではできません。

 外国人との出会いだけではありません。横浜市立大学、学習院大学など、他の大学の日本の学生とも交流できました。彼らとはロンドン、オックスフォードシティーセンター、コッツウォルズ、などにも行き、イギリスの様々な文化にも触れることができました。

 私は英語がうまくなかったので、言葉がうまく伝わらない環境に身をおくことで、語学力はもちろんのこと精神的にタフになれたと思います。きつい環境に身をおくことによって、自分の勉強に対する意識がいかに低いかを実感しました。そして日本に帰ってからの勉強に対する姿勢は明らかに変わりました。

 さらに、友達の優しさに助けられました。うまく話せない僕にとって、つらいときの励ましや冗談は、本当にうれしかったです。3週間という短い期間でしたが、非常に密度が濃かったと思っています。

大西亮君
大西亮君

2回生:大西亮君(サンディエゴ州立大学・アメリカ)

 アメリカの語学学校での授業のうち、ペアワークが最も苦労しました。私の英語は伝わりませんし、相手の英語もわからない。大変苦労しました。私は、めげずに何回もチャレンジしたり、紙に書いたりして、なんとか自分の言いたいことを伝えようと努力しました。

 語学学校での学習はとても役に立ちましたが、友達がたくさんできたことが大きな財産です。特に、彼らとともに行った小旅行がとても楽しかったです。この旅行は、ツアーでいくのではなく、自分たちで計画をしたものでした。乗り放題チケットなども、日本とは買い方も違いますし英語でのやりとりになりますので、買うだけでもとても苦労しましたが、がんばって英語を話し、自分たちで買いました。アムトラックを利用して、ロサンゼルス、ハリウッド、ビバリーヒルズなどに行きました。

 語学留学をとおして、私が感じたこと・学んだことは2つあります。1つ目は、語学留学にいくにあたって、両親が資金を援助してくれ、かつ精神的な支えにもなってくれたことです。語学留学をとおして、両親のありがたさを実感しました。2つ目は、もし自分がやりたいことがあれば、いろいろな人に協力してもらいながら、まずは自分で動いて自由にやればいいのだと実感したことです。これは、英語がうまく話せない中、なんとか自分でがんばったことから実感できたのだと思っています。アメリカに行って本当によかったと思っています。

明石将人君
明石将人君

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