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Linuxのファイルを復元する方法
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1. 概要
本学では各ユーザのLinuxのホームディレクトリを早朝にバックアップ(万が一に備え、別の場所にファイルを保存すること)しています。このバックアップからファイルをコピーすることにより、ファイルを復元することができます。ここでは、Linuxのファイルの復元方法について説明します。
2. 留意点
- ファイルを復元する前に現在のファイルをバックアップすることをお勧めいたします。
- バックアップ先より復元することができるのは、当日の0時時点に存在したファイルだけです。
次の条件のファイルは、復元できません。
・当日の0時0分以降に作成されたファイル
・当日の0時0分以前に削除されたファイル - バックアップにあるファイルは読み取り専用のため、ファイルを直接編集したり、削除することできません。
3. Linuxのファイルを復元する方法
ここではバックアップが保存されている場所から「hoge」というファイルを属性を維持したままホームディレクトリ直下に復元する方法について説明します。
- ターミナルを起動し、次のコマンドを実行することで「バックアップが保存されている場所」へ移動します。
$KSU_BACKUP_SYSTEM
- バックアップが保存されている場所(ここではホームディレクトリ)より復元したいファイルを探します。
- バックアップが保存されている場所から復元したいファイルをコピーして復元します。cpコマンドに「-i」オプションを付けることで、コピー先に同じファイル名が既にある場合、上書きをするかの確認がされます。ファイルを上書きしたくない場合は、事前に復元先ファイルの名前を変更するなどの対処をしてください。
cp -p -i hoge ~/hoge