旅行代理店の営業員として、企業様の社員旅行や学校様の研修旅行の企画、手配などの管理を行っています。また日中は主に新規の案件を獲得することを目標とし、外回りの営業も行っています。必要な場合は、自らが添乗員としてお客様の御旅行に同行をさせていただく場合もあり、さまざまな業務を経験できています。
この仕事に憧れるようになったきっかけは、高校生の時の海外研修旅行でした。その際にお世話になった添乗員さんの仕事の様子を見て、自分もその人のように海外の色々な場所に行き、人に感動を届けられる仕事がしたいと考えるようになったのです。そして大学で旅行業務取扱管理者の資格試験対策の勉強や、就職活動で業界研究を行うなどした結果、やはりこの仕事に就きたいという思いが強くなり、現在の仕事に就くことを決断しました。
今後叶えたい夢として、いつか旅行のプロとして、自分の母校に研修旅行などのお手伝いを通して恩返しをするという目標を掲げています。まずはそれが叶えられるように頑張りたいと思います。また、2020年の東京オリンピックに関わる仕事の案件を獲得し、世界トップクラスのアスリートたちのパフォーマンスをこの目で見に行くことも目標です。

高校生からの目標であった旅行代理店への就職に向けて、大学が行っている資格対策講座を活用できたことはとてもプラスになりました。この講座のおかげで、私は在学中に旅行業務取扱管理者資格を取得することができました。電車や飛行機などの運賃計算の方法から、世界遺産に関する情報や旅行に関する法律まで、お客様からの疑問や要望に応えるために必要となるさまざまな知識を学生時に蓄えられたことによって、旅行代理店で働く自分をより鮮明にイメージすることもでき、自信につながったのです。もちろん、実際に働いてからも日々の業務に役立てることができています。
また、文化学部では世界の文化を幅広く学べるコースを選択していたのですが、その学びによって各国の特性や国民性などを理解しておくことができました。海外旅行を検討されるお客様と接する機会が多いこの仕事では、現地の情報や文化の違いなどをお客様にお伝えすることができれば、多彩な旅行プランの企画やご提案をすることができます。将来の仕事に役立つための学びができていると感じながら、日々の大学での学びを大切にして就職活動に臨むことが大切だと思います。

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