ボランティアセンター長 挨拶

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災以降、ボランティアの力、役割が取り分けクローズアップされるようになり、後に1995年は「ボランティア元年」と呼ばれるようになりました。その後25年以上が経過し、ボランティアの重要性は今や広く認知され、多くの人々がボランティア活動に取り組むようになりました。
ただ、世の中には、まだ「ボランティア」に関する誤解も少なくありません。たとえば「ボランティア」は「辛い奉仕活動なのでは」「一部の特別な人たちがすることなのでは」あるいは「偽善ではないか」といった誤解です。 そこで、当センターは、「ボランティア」を正確に理解し、具体的な活動を行うための「場」を提供しています。「誰かの笑顔のために何かしたい」という皆さまの想い・志を具体的なアクションにつなげるきっかけになれればと考えています。

京都産業大学ボランティアセンターのミッション&ポリシーは以下の通りです。

京都産業大学ボランティアセンターの目指すもの

  • ボランティアマインドを涵養し、市民社会の担い手となる人材を育てます。
  • ボランティアに対するコーディネーションを通じ、地域社会における諸問題の解決を目指します。

京都産業大学ボランティアセンターが取り組むこと

  • 社会的ニーズの代弁や問題提起とともに、活動を支援する体制を構築し、学生による自発的な活動の後押しに取り組みます。
  • 社会的ニーズを重視するとともに、ボランティアがもたらす学生の学びと成長に着目したプログラムづくりに取り組みます。
  • 積極的に地域社会とのつながりを構築し、潜在的な諸問題の可視化に取り組みます。
  • 地域社会における諸問題と学内外の資源をむすび、その解決のための協働に取り組みます。
  • ボランティアの本質やそのあるべき姿、市民社会における役割について、共に考え、学び合う場づくりに取り組みます。

以上の考えに基づき、当センターは、幅広い事業を行っています。
社会の課題に対し「ほっとけない」と思っている人、困っている人を「助けたい」と思っている人、あるいは「イベントを企画運営実施し社会に貢献したい」と思っている人、もちろん「ボランティアについてもっと知りたい」とか「何かしたいけれどどうすれば良いのだろうと悩んでいる」という人も、是非気軽にボランティアセンターにいらしてください。皆さまにお会いして、一緒に具体的な一歩を踏み出せることを心より楽しみにしています。

ボランティアセンター長
宮木 一平

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