サポート活動に興味のある方へ/障害って何?

障害とは何でしょうか。障害を理解するには、大きく以下の2つについて考えることが必要です。

心身の機能の障害

一つ目は、見えない・見えにくい(視覚障害)、聴こえない・聴こえにくい(聴覚障害)など、心身の機能の制限や不自由です。視覚障害や聴覚障害といっても、全く見えない/聴こえないという状態だけを指すのではありません。見え方・聴こえ方は人それぞれです。点字ではなく一般の活字(墨字)を読み書きする視覚障害者、手話ではなく音声言語で会話する聴覚障害者もいます。したがって、大学生活のなかで困ることや必要なサポートの内容も、一人一人異なります。

社会的障壁

二つ目は、心身の機能に制限のある人が生活し社会参加することを妨げる障壁です。たとえば、階段しかない建物で車いすを利用する人が上の階に上がれないとしたら、それはなぜでしょうか。その人が車いすに乗っているから、足が不自由だからとも言えるかもしれませんが、答えはそれだけではありません。なぜなら、もしそこにエレベーターやスロープがあれば、その人は車いすに乗ったまま上の階に上がることができるからです。階段は車いすを利用する人にとって移動の妨げとなる障壁ですが、エレベーターやスロープの設置によってその障壁を取り除くことができます。

障害=心身の機能の制限×社会的障壁

障害のある学生をサポートするには、一人一人の心身の状況や困り事について理解することが必要です。一方で、障害の原因は、見えない・聴こえない・歩けないといった心身の機能の制限や不自由だけではありません。エレベーターやスロープがない、点字の資料や手話通訳がないといった環境も、障害を生み出す原因として理解することが必要です。障害学生教育支援センターで行っている障害のある学生のサポートは、障害の原因となるそのような障壁を取り除いていくための取り組みと言えます。
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