障害学生教育支援センター長からのメッセージ

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京都産業大学は、「建学の精神」に謳われている「将来の社会を担って立つ人材の育成」に取り組むため、先進的な教育・研究を推進しています(本学の中長期事業計画「神山STYLE2030」)。これまで、一拠点総合大学だからこそ可能となる全学横断的な数々の教育支援プログラムに加えて、キャリア形成支援教育や進路・就職支援など、全国屈指の実績と高い評価を獲得する学生支援の取り組みを次々と行ってきました。また、「夢や興味」の実現に向かってエネルギッシュに挑戦する学生を応援するサギタリウス・チャレンジといったユニークな取り組みも、長年に渡って続けてきました。

そのような歴史を有す本学では、創立50周年を機に、先端技術の活用によって年齢や障害に関わらず誰もが活躍できる来るべき未来(政府の総合科学技術基本計画「Society5.0」)も見据えつつ、障害のある学生の学びを積極的に支援するため、障害学生教育支援センターを2016年(平成28年)に発足させました。また、2021年(令和3年)に公布された改正障害者差別解消法に先駆けて、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する京都産業大学の教職員対応ガイドライン」を2017年(平成29年)に制定しており、教育・研究等の場での障害者差別の解消に取り組む指針を大学内外に明示しています。

障害学生教育支援センターでは、上記の指針に基づき、各学部事務室や学生相談センターなどの関係部署と連携をとりつつ、修学に必要な支援を中心とした様々な配慮・調整(改正障害者差別解消法が求める合理的配慮の提供)を行っています。また、先端技術も積極的に活用しつつ、志のある学生サポーターに協力してもらいながら、それぞれの障害の態様・程度に合わせた多様な支援を提供するように努めています。

障害があり修学にあたって配慮・調整を必要とする方は、気軽に障害学生教育支援センターをお訪ねください。また、同じキャンパスで共に学ぶ仲間として、障害のある学生への支援に関心のある方、誰かの役に立ちたいという思いを持つ方も是非、当センターにお問い合わせください。障害の有無に関わらず、各自が自分にとっての更なる高みに挑戦する大学を、皆さんと共に実現していきたいと考えています。

京都産業大学 障害学生教育支援センター
センター長 久保 秀雄

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