世界遺産「上賀茂神社」と連携して、地域と深いつながりを

地域

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  • 法学部 3年次
    宮崎 裕太さん

  • 経済学部 2年次
    宍道 亜紀さん

  • 法学部 2年次生
    綾部 歌音さん

  • 法学部 3年次
    吉田 峻祐さん

京都産業大学は、学内の学びと学外での就業体験を融合し、修得した知識を実社会に活かす力を育てることを目的に、産官学連携のキャリア教育を展開しています。その一環として、地域の企業等から与えられた現実課題の解決に挑戦。本学と隣接する世界文化遺産「上賀茂神社」と連携し、地域文化の継承と活性化という課題に、地元の高校生や地域住民と協働するなど、多彩な活動に学生が主体的に取り組んでいます。今年は、「大学創立50周年」と「上賀茂神社 第42回式年遷宮」が重なる節目の年。さらに地域との絆を深めます。

神山祭「前日祭」を上賀茂神社でひらく

法学部 3年次 宮崎 裕太さん
2015年に創立50周年を迎える 京都産業大学。同時に、50回目の記念となる大学祭:通称 神山祭(こうやまさい)の実行委員長を務めることになりました。そんな節目の年を前に、神山祭を単なる大学のイベントに留めずに、もっと多くの地域の方に知ってもらい、参加してもらえるような地域の祭としたい!! そんな想いで、昨年から立ち上がった活動を引き継ぎ、二年目の今年は、神山祭 本祭の前日(10月31日)に「前日祭」と称して、上賀茂神社で、学生の発表を行ったり、地域の方に模擬店を出してもらったりするなどして、一緒に盛り上げました。

地域の方との相談や交渉は大変でしたが、普段の大学生活とは一味違う良い体験となりました。上賀茂神社は京都産業大学と神山地区をむすぶ重要な存在です。これからも様々な活動を通じて、ともにこの地域を盛り上げていきたいと思います。

法学部 3年次生 宮崎裕太

O/OCF-PBL 上賀茂神社クラス『祭』観月祭をつくる

経済学部 2年次 宍道 亜紀さん
京都産業大学が取り組んでいる、キャリア形成支援プログラム「O/OCF PBL」の一環で、上賀茂神社クラス「『祭』観月祭をつくる」に参加しました。参加したきっかけは、サークルなどの活動をしていなかったので、せっかく京都で学んでいるので、大学4年間のうちに京都らしい地域活動に関わり、社会で活躍できる力を身につけたいと思ったからです。実際の活動としては、地元の高校の生徒と協力して「月夜のお茶会」を開催したほか、地域の方とともに和紙灯籠やモザイクアートを制作しました。高校生や地域の方々との活動を通して、今までは引っ込みがちだった自分が「自分から積極的に一歩踏み出す」ことができるようになり、成長を感じられました。授業自体は終了しましたが、この活動でできた仲間や地域の方との交流は今でも続いています。

経済学部2年次生 宍道亜紀

天文同好会「星空観望会」を上賀茂神社で楽しむ

法学部 2年次 綾部歌音さん
私は小さい頃から星座にまつわる神話が大好きで、宇宙物理学者の荒木俊馬先生が創設した京都産業大学の天文同好会に入りたくて、この大学に入学しました。12月上旬には、その天文同好会の一大イベントとして、上賀茂神社での「星空観望会」がありました。事前に地域に案内に行ったり、開催告知の看板を設置したり準備は大変でしたが、当日集まってくれた学生や地域の方々に、望遠鏡を通して冬の星座の素晴らしさを紹介・解説して、とても楽しんでもらえました。また普段は、地域の小学校に行って小学生に天文の話しをするなど、地域の人との関わりを大事にしています。大学公認の同好会としての活動は、主務・渉内という役目もあって、様々な人とのコミュニケーションが重要だと感じています。天文同好会の地域交流活動を通じて得た経験を今後に活かしていきたいと思います。

法学部2年次生 綾部歌音

葵祭で斎王代の「腰輿(およよ)」をかつぐ

法学部 3年次 吉田峻祐さん
毎年5月15日に行われる、京都三大祭のひとつ「葵祭」において、祭の主役「斎王代(さいおうだい)」の乗る「腰輿(およよ)」をかつぐ役目である「駕輿丁(かよちょう)」を務めました。きっかけは、大学の先生からお話しを伺い誘われたからですが、由緒ある上賀茂神社の神事に関われることは滅多にないことなので、非常に誇りに感じ引き受けました。当日は、世界各地からの観光客や関係者など、大勢の人の中で、無事に神事が執り行われるように安全に気を払い「斎王代」をお護りしお連れするという役目でした。私自身、将来は自衛官を目指しており、この体験は将来の進路と通じる貴重な体験となりました。歴史ある京都にある、京都産業大学で学んだ醍醐味として一生忘れません。

法学部3年次生 吉田峻祐

上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)

京都でもっとも古い神社であり、雷(いかづち)の御神威により、厄を祓い あらゆる災難を除き給う厄除(やくよけ)明神・落雷除・電気産業の守護神として広く信仰されています。毎年 5月15日に行われる例祭:賀茂祭(葵祭)は、京都三大祭のひとつ。一ノ鳥居から二ノ鳥居にかけて広大な芝生が広がり、国宝の本殿・権殿をはじめ重要文化財建造物が建ち並ぶ境内は荘厳な雰囲気が漂います。1994年12月には、「古都京都の文化財」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。2015年秋 には、「第42回 式年遷宮」を迎えます。

※掲載内容は取材当時のものです。

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