11月2日、中国・華東師範大学郭副学長御一行が、大西辰彦副学長を表敬訪問した。本学は東郷和彦世界問題研究所長、藤野敦子国際交流センター長、岑智偉経済学部教授、林誠次研究機構部長も同席した。訪問に際し、華東師範大学からは、本学の創立50周年を祝って作成された一対の掛け軸が贈られた。この掛け軸は、周恩来の漢詩をしたためたもので、両校の発展と交流の深まりを表しており、説明を受けた出席者一同感謝の言葉を述べると共に、今後の交流推進に話を弾ませた。
　表敬訪問後「国際社会で活躍できる人材の育成」と題する共同セミナーを世界問題研究所と共催で開催した。

　華東師範大学御一行
　　郭　為禄　副学長・教授
　　黄　志華　外事副処長・准教授
　　周　彬　　教育学部教授
　　朱　益明　教育学部教授
　　呉　遵民　教育学部教授

※華東師範大学は、本学と交流協定を2014年6月13日に結んでいる。1951年10月、大夏大学（1924年）と光華大学（1925年）を併せて設立された。1959年中国最初の全国重点大学として認められた総合研究型大学で、1996年には “211工程” 、2006年には“985行程”に指定され、中国における最重点大学の一つとして見なされている。現在20の全日制学部、7大学院（研究所、実験室）等、58学科、76本科専修を設置、その内、中国語、歴史、数学、地理、心理学と物理専修は国家文理科基礎科学人材育成と科学研究の拠点となっている。また、海外との交流にも力を入れており、パリ高等師範学校、ペンシルバニア大学、ニューヨーク大学等、世界有数の大学と戦略的パートナーシップを結んでいる。