京都産業大学創立50周年記念「京都産業大学図書館所蔵優品展」講演会「宇宙観の変遷—現代天文学の始まり—」開催

2015.10.04

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 10月4日、むすびわざ館において、神山天文台 中道 晶香 主任研究員が講師となり、京都産業大学創立50周年記念「京都産業大学図書館所蔵優品展」講演会「宇宙観の変遷—現代天文学の始まり—」を開催した。

 中道主任研究員は、講演のなかで「世界の星座(天文学以前の話)」、「古代の宇宙観」、「ガリレオの発見 天体観測の時代へ」、「宇宙膨張の発見」について話した。

 最新トピックとして、奈良県明日香村キトラ古墳天井の天文図は、紀元700年頃に作られ世界最古であること、観測年は紀元300年頃、中国の洛陽か長安あたりが観測地点であることをはじめ、世界各地の文化・伝説を反映したいろいろな星座を紹介した。

 また、古代のプラトン、アリストテレス、プトレマイオスから、中世のコペルニクス、ケプラー、ガリレオまで、天動説の考え方から、天体観測の結果によって地動説が提案されるに至った歴史を、「京都産業大学図書館所蔵優品展」にて展示されている貴重書を紹介しつつ、オークションでの落札価格に触れたり、望遠鏡のレンズはレンズ豆に似ているため名付けられたことなど、関心や笑いを誘いながら、わかりやすく話した。

 参加者の多くが講演内容から興味を持ったためか、講演終了後、ギャラリーで開催中の「京都産業大学図書館所蔵優品展」にも、足を運んでいた。
宇宙観の変遷について講演する中道主任研究員
参加者はメモを取るなど熱心に聴講した
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