共通教育科目「京都の伝統文化」で華道 「未生流笹岡」家元 笹岡 隆甫さんが講義

2015.07.01

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 7月1日、共通教育科目「京都の伝統文化」で、華道「未生流笹岡」家元 笹岡 隆甫さんがゲストスピーカーとして「伝統と創生」をテーマに講義を行った。

 「花と向き合い、花を師匠とし、花から様々なことを教えてもらう。」これが日本人特有の考え方であり、またそれが生け花の本質であると笹岡さんは述べ、つぼみから花開き、枯れるまでの花の生き様を見届ける生け花は、命に触れる場であるという考えから、生け花を義務教育に取り入れることを提案した。

 また実際に説明を交えて花を生け、日本の美とも言える左右非対称の美しさを表現してみせた。最高の瞬間を楽しむフラワーアートの美しさとは異なり、最小限の花で豊かな空間を作り、時間の移ろいの中で花を愛でる。生け花が創り上げる世界に、受講した学生たちはじっくりと見入っていた。

 講義後、完成した生け花に興味を示す学生たちの表情は明るく、まさに「花から人生の指針を学ぶ」姿が見受けられる講義となった。
生け花の魅力を語る笹岡さん
左右非対称の美しさを解説しながら、実際に花が生けられた
完成した生け花
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