宮崎 哲弥客員教授が「大学の歴史と京都産業大学」で講義

2015.06.29

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 6月29日、5号館5303教室にて、宮崎 哲弥客員教授による特別講義が行われた。この特別講義は共通教育科目「大学の歴史と京都産業大学」の授業の一環で、「政治哲学的シンキング2015」というテーマで行われた。宮崎客員教授の講義は今年で10年目になる。

 講義で宮崎客員教授は、「政治哲学」とはどのような学問かを述べ、「政治学」と「政治哲学」の違いを解説した。また、アメリカの政治哲学者であるマイケル・サンデル著『これからの「正義」の話をしよう』より「暴走する路面電車」の例を取りあげ、少数の犠牲で多数を救うのか、受講生ならどうするのかを問うた。

 後半ではC型肝炎の治療の新薬「ソバルディ」を公的医療保険制度の適用対象とするのか、代理出産の「産んだ女性を母親とする」問題や、ベルギーの18歳未満の子どもに安楽死を認めるのかを、それぞれ受講生の考えや反論を問い、多くの意見の中でジレンマを考えてゆくのが政治だと述べた。最後に「国民の選択によって政治が決められていく。ジレンマに直面した時に、どのように考えてゆくのかを求められているのを知っていて欲しい」と結び、受講者はこれからの将来を担っていく一員として、真剣に耳を傾けていた。
国とは何なのか、なぜ国が 必要なのかをという問いを投げかけた
宮崎客員教授と活発に議論を交わす受講生
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