生涯学習むすびわざ講座公開コース「美しい複素数の世界」開催

2015.05.23

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 5月23日、本学むすびわざ館において、理学部 石田 久教授が講師となり生涯学習 むすびわざ講座公開コース「美しい複素数の世界—50年前・50年後—」を開講した。

 石田教授は、「複素数」「虚数(imaginary number)」について、歴史や成り立ち、計算方法などを話し、物理学者 ガモフが考えた、暗号から宝物が埋まっている場所を見つける問題について、複素数平面を使って解く方法を解説した。

 さらに、目で見て美しい数学として、「充填ジュリア集合」「マンデルブル集合」など「フラクタル図形」と呼ばれる複雑で美しい図形を紹介し、どれだけ拡大しても複雑な形が延々と続く様子をコンピュータプログラムの動画を使って紹介した。

 また、18 世紀最大の数学者と言われるレオンハルト・オイラーが発明し、最も美しい数式と称される「オイラーの公式(Euler’s Identity)」を紹介。「オイラーの公式」が登場する映画『博士の愛した数式』の台詞を引用し、「数式の美しさを説明するのは難しいが、感じることが大切。豊かな感受性を持って接することで、数学の美しさを感じてほしい」と述べた。

 講座には約50人が参加し、参加者からは「難解な点もあったが、興味深く、面白かった」「フラクタル図形がアートのようで数学のイメージが変わった」という意見が聞かれた。
さまざまな数式についての紹介が行われた
数学の美しさについて、魅力を語る石田教授
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