日本文化研究所特別客員研究員 成果発表会に彬子女王殿下がご出席

2015.04.25

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 4月25日、本学図書館ホールで日本文化研究所特別客員研究員※の成果発表会が開催され、第9期生となる平成26年(2014年)度特別客員研究員10人が発表を行った。
 開催に先立ち、小林一彦 日本文化研究所長(文化学部教授)が、4月から専任の研究員としてお招きした彬子女王殿下のご紹介と挨拶を行い、続いて京都商工会議所を代表して会員部副部長 植村章弘氏が挨拶を行った。

 成果発表は各自で設定した「京舞井上流の歴史と特色を探求する(水戸 邦晶)」「角倉了以の邸跡である『花のいえ』の歴史のブラッシュアップ(伏井 安信)」「菅原道真伝説とそれにちなんだ観光ルートの設定について(高木 昌之)」「『三条大橋から京都の近世以降の歴史を探る』〜今後の可能性も含めて考察〜(高柳 淳一)」「中世室町期における京の町衆(井上 享一)」「宇治橋を中心として、『宇治十帖』と橋姫伝説との三角関係を探る(池田 秀信)」「祇園〜祇園と八坂神社、祇園と花街〜(坂田 憲治)」「歴史的、地理的京都街歩きコース立案のための基礎的研究(竹下 健一郎)」「『鬼門除け』思想に見られる京都の魔除け習俗の研究(藤野 正弘)」「『外国人に向けた京都情報のより濃密な発信』ネット情報と外国語表記の現況調査から見えること(川村 智)」以上のテーマで行われ、108人の参加者が熱心に聞き入る会場にはたびたび笑いが起こった。

 質疑応答も活発に行われ「『外国人に向けた京都情報のより濃密な発信』ネット情報と外国語表記の現況調査から見えること」については、彬子女王殿下が英国や京都の寺院におけるご経験に基づく興味深いコメントをなされた。
 閉会には宮川康子所員(文化学部教授)が「皆さんの研究に対するモチベーションが熱く伝わってくる発表だった。経験の上に立って学び楽しむ、これは研究活動の基本である。」と講評を述べた。

 「花のいえ」の歴史について発表した伏井 安信さんは「15分では発表したい内容がすべて話しきれなかった。歴史は奥深く、今後も追求し発信したい」と感想を述べた。

※本学では、京都商工会議所と協力し、2006年から京都・観光文化検定試験1級合格者を、本学日本文化研究所の特別客員研究員として迎えており、京都の活性化への貢献と京都文化研究の推進を図っている。
文献調査や実地調査に基づく発表
熱心で活発な質疑応答
彬子女王殿下がコメントされる様子
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