外国語学部ヨーロッパ言語学科 メディア・コミュニケーション専攻新設記念 アーティスト・トーク 「書家・祥洲氏の表現世界〜伝統とメディアの融合」開催

2014.11.08

 11月13日図書館ホールにて、外国語学部の主催で外国語学部ヨーロッパ言語学科メディア・コミュニケーション専攻が新設されたことを記念し、日本文化の一つ、「書道」をテーマにしたアーティスト・トークが開催された。

 NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の題字や「メルセデス・ベンツ」「アディダス」などのCM、「伊勢神宮」奉納書などで活躍する京都市在住の書家、祥洲さんとドイツ公共放送で1時間のドキュメンタリー番組を制作した経験を持つ外国語学部ヤスパゼン・マルテ教授が、作品を紹介しながら討論を行った。

 アーティスト・トークの前半では、祥洲さんの経歴から現在の作品の制作方法、表現としての作品とデジタル加工などを施す仕事としての作品の違いなど、実際の映像作品などを見ながらヤスパゼン教授との軽妙な掛け合いで会場を沸かせた。後半では会場からの質問に答え、作品として書いてみたい漢字について、字が汚いのはどうしたらいいか、やめたいと思ったことはないのかなどの問いに対し、丁寧に答えていた。

 最後に、祥洲さんはなにかやりたい事があるなら、他の事をやっていてもいいから諦めないで続けることと、夢を語り続けることが大切だと来場者にメッセージを送った。
書道家の祥洲さんと外国語学部ヤスパゼン・マルテ教授が「書道」をテーマにしたアーティスト・トークを行った
実際の映像作品などを見ながら討論した
祥洲さんの作品が展示された
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