教員研修の取り組み「高等学校数学科教育講座(大学連携)」を実施

2014.08.06

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 8月6日、京都府総合教育センターからの委託により、本学理学部 牛瀧 文宏教授が講師となり、大学委託研修講座「高等学校数学科教育講座」を開催した。対象は京都府下の数学科担当教諭で、15人の参加者があった。

 この講座は、算数科・数学科の指導のあり方について理解を深め、確かな学力と活用力を育成するための、授業実践力向上を図ることを目的に実施されており、本学では2008年度から委託を受け毎年開催している。

 午前は、「『データの分析』を指導する上での数学的感覚」と題し、講義を行った。新課程の数学Iの「データ分析」の内容について、数学的(主に線形代数学的)にアプローチし、参加者の数学的感覚を養った。また、昨年11月に公開された「大学入試センター試験試作問題」にも触れた。

 午後は、「『データ分析』への無理のないコンピュータ導入」と題し、実際にパソコンを使用した講義・演習を行った。特に演習では、データ分析について、数学的活動を取り入れた授業づくりの方法を探り、参加者とともに普段の授業における生徒達の興味を引き付ける内容を考察した。

 講義・演習終了後、参加者による、意見交換会が行われた。参加者からは、「データ分析というものを、ベクトルを使って考えること、別の視点から物事を考えることができるということを実感することができた。」「図形的にとらえることで、生徒の理解を助け、モチベーションの低下を防ぐことができると感じた」「生徒に『データ分析』の本質を教えるには多角的な視点で臨むこと、また、視覚的に見せ興味を引くことが重要であると学んだ」などの意見が多数寄せられた。
データ分析について数学的にアプローチする牛瀧教授
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