「文章力up実践講座」開講

2014.06.24

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 6月24日、本学文化学部 友尾豊 客員教授による「文章力up実践講座」が、図書館1階図書館ホールで開講された。この講座は学生の文章力向上を目的に、昨年から図書館主催で行われているものである。

 まず、友尾客員教授は、ノートをとる練習を兼ねて、学生に日本語の成り立ちを説明した。もともと音だけしかなかった言葉に、中国の文字をあてたという複雑な成り立ちをもつ日本語について、持統天皇の有名な「春過ぎて……」の歌を万葉集から引用し、古典の中で使われている日本語表記は、現代の日本語表記に通ずることを解説した。また、表音文字(ひらがな、カタカナ)と表意文字(漢字)の両方を使う日本語は、活力のある、どんな外国語にも対応できる強い言語だ、と語った。

 今回の講座は、論文の構成や引用の仕方、文を短くする方法など、基本的なことを中心にした内容であった。段落はひとつの思考のかたまりであり、改行や句点「。」をうまく使うことで、接続語を多用することは避けるべきと友尾客員教授は話した。また、自分の主張の根拠となる資料を批判的な目で見ること、統計上の数字はどのような視点、方法でまとめられたのか確認すること、引用部分をはっきりとさせること、自分のことばで書くことが大事だと続けた。

 最後に、受講生が事前に提出した課題レポートについて、一人ずつ添削済みのレポートを返却し、個人指導を行った。個人指導は一人につき、3、4分程度ではあったが、受講生からは「自分に足りないところが分かった」、「学部を問わず、聞いてみるべき」などという感想が聞かれた。

【記事:学生広報スタッフ 里内 美香さん(文化・3年次) 】
日本語の成り立ちを説明する友尾 客員教授
個人指導を受ける受講生
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