平成26年度「第2回全学FD/SD研修会」(ユニバーサルデザインの講義−すべての学生に受けやすい講義の形とは−)開催

2014.05.28

 5月28日、雄飛館2階ラーニングコモンズにおいて「障がい学生支援推進団体あすか」による主催、教育支援研究開発センター、ボランティアセンター、学生FDスタッフAC燦による共催で、第2回全学FD/SD研修会を開催した。本研修会は、障がい学生を受け持つ教職員が講義での必要な配慮はどのようなものかといった具体的な授業運営の方法について情報を共有し、実務的な疑問を解消することを目的として実施された。障がい学生支援に携わる大学教職員の他、盲学校の生徒も参加し、会場は大いに賑わった。

 研修会では本学に在籍する障がい学生が出演するムービーの上映や、本学の障がい学生が講義を受ける姿など学生生活の様子の紹介のほか、聴覚障がい学生を受け持った経験のある本学教員3人による模擬授業が行われ、各授業について障がい学生自らがその授業のわかりやすい点を解説した。

 また、ゼミなどの「少人数講義での支援方法」、「英語など語学の授業の支援方法」、「実験での支援方法」、「ユニバーサルデザイン講義の理想」の4つのテーマについて、グループに分かれ、ディスカッションが行われた。参加者の多様な経験から、障がい学生支援の現場に基づいた議論が交わされた。

詳しくは教育支援研究開発センターサイト FD/SD研修会【教員・職員】
「障がい学生支援推進団体あすか」代表 辻 悠佳さんによる研修会の目的の説明
障がい学生を受け持った経験のある本学教員による模擬授業
模造紙・付箋・ホワイトボードを利用し、グループディスカッションが行われた
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