外国語学部主催「エリゼ条約50周年 ドイツとフランス友好と協力の歴史」記念スピーチとパネル展開催

2013.11.29

 11月29日、外国語学部主催によるエリゼ条約(独仏協力条約)締結50周年を記念した「ドイツとフランス 友好と協力の半世紀」記念スピーチが雄飛館ラーニングコモンズ2階で行われた。エリゼ条約は長年敵対関係であったドイツとフランスが1963年に締結し、今年で締結50周年を迎える。これを記念し、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館領事のフローリアン・イェーガー氏と本学外国語学部フランス語学科アンドレ・ジエモン教授がスピーチを行い、外国語学部 ドイツ語学科・フランス語学科の多くの学生が聴講した。

 フローリアン・イェーガー氏はエリゼ条約が締結されたドイツ・フランスの歴史に触れ、両国の敵対関係が和解の方向へ向かい、大きな飛躍となったと述べ、政治・経済・文化・教育などの交流を解説した。また、アンドレ・ジエモン教授は両国の関係がいつ頃悪化したのか、戦争の背景などに言及した。

 その後の質疑応答では「教科書の他にドイツ・フランスの共同作業はあるか」「ドイツで人気のあるフランス文化、フランスで人気のあるドイツの文化は」などがあり、ドイツ語・フランス語を修学している学生にとって有意義な時間となった。また、12月6日までは、5号館ロビーにてエリゼ条約の歴史を振り返るパネル展も開催されている。
大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館領事のフローリアン・イェーガー氏
ドイツ語、フランス語を学ぶ多くの学生が聴講した
エリゼ条約の歴史を振り返るパネル展
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