学生部主催 アッセンブリアワー 田口 壮さん講演

2013.11.20

 11月20日、5号館5406教室にて、野球解説者である田口 壮さんを講師に招き、「NHK大学セミナー 何苦楚(なにくそ)の気持ち〜超ポジティブシンキング〜」と題した講義が行われ、約400人の学生が聴講した。

 田口さんは大学時代、通算123安打(リーグ記録)の成績を残し、1991年ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに入団しリーグ連覇に貢献。 ゴールデングラブ賞を5度獲得し、メジャーリーグでは2度のワールドチャンピオンに輝いた。現在はNHK野球解説者としてメジャーリーグ解説を中心に、TV・ラジオ出演、野球教室や講演など、幅広く活躍している。

 講義の中で田口さんは、自身の経験から日本とアメリカには、大きな文化の違いがあり、コミュニケーションがとても大切だということを伝え、試合に出場させてもらえないことについて監督に直訴を行った時のエピソードを語った。他にもメジャーに定着できた決め手が遠征時のパーティで歌を歌ったことであるなど、「小さいことでも、どう転ぶかわからない」と続けた。

 質疑応答で学生からの「緊張したときはどうしたらいいのか」といった質問に対しては、「さあ勝負!という気持ちで地に足をつける」と答え、気合の入った状態とそうでない状態とではどちらの方が体重を重たく感じるかを実演しながら、熱く語った。

 また、現在の野球チームや、田口さんの行っている体作りについて語り、留学に向けて海外の生活のアドバイスなどを行なった。また、夢を持ち続け、常にアンテナを張り続ける大切さを伝えた。


【記事:学生広報スタッフ 川瀬 彩菜さん(経営・1年次)・山下 遥奈さん(外国語・1年次)】
学生に問いかける田口さん
熱心に話を聴く学生
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