「生命(いのち)のメッセージ展 in 京都産業大学」・映画「0(ゼロ)からの風」上映会

2013.11.12

 11月12日〜11月14日 5号館1階ロビーにて人権教育啓発イベント「生命のメッセージ展」が開催された。「生命のメッセージ展」とは犯罪や事故・いじめ・医療過誤などの結果、理不尽に生命を奪われた犠牲者が主役のメッセージ展である。

 今回のメッセージ展の企画・運営をしている実行委員会の京都産業大学法学部 新 恵里准教授のゼミ生らは、京都で開催された同展にボランティアで参加した際、「このメッセージ展についてもっとたくさんの人に来てもらい、生命の重さ・尊さを考えてほしい」と思い、本学での展示を企画した。

 さまざまなことで命を奪われた人たちの足元に実際に使用していた靴が展示されているほか、等身大のパネルの残された家族のメッセージや新聞記事などが展示されており、多くの学生たちが足を止めて見入っていた。

 また開催期間中は展示のほかにも、12日はアカペラサークルによる演奏、13日にメッセンジャー家族によるミニスピーチと映画「0(ゼロ)からの風」の上映があった。映画「0(ゼロ)からの風」は飲酒運転により息子を失った母親が、刑罰の重い「危険運転致死傷罪」新設に向けて奔走する姿を描いている。また14日には音楽サークルによる演奏が行われた。

 3日間で合計1627名の来場者があり、学生にとって、歌やスピーチ、映画を通して命の尊さについて様々なことを考える貴重な機会になった。

【記事:学生広報スタッフ 田中 誠也さん(経済・3年次)】
等身大パネルと靴
足を止め、見入る学生
アカペラサークルによる演奏
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