「プロが教える文章力up実践講座」開催

2013.06.26

 6月26日、図書館ホールにおいて、学生の文章力向上と「京都産業大学図書館書評大賞」の応募促進を目的に、全学共通教育センター教員の藤原 義則氏による「プロが教える文章力up実践講座」が行われた。

 この講座では、学生を対象に、レポートやエントリーシートを書く上で、実際に読み手が注目している点や、文章を通じて多角的に自己を捉え見つめ直すことの重要性を実践的な指導を交えて解説された。また、本学の図書館にある様々な著名人の資料を挙げながら、9月18日まで募集している「京都産業大学図書館書評大賞」に参加する意義についても触れられた。

 藤原氏は、「現代は、文章を『書く』作業からパソコンで『打つ』作業へ移行する歴史的大転換期にある」と述べ、他人と自分の意見を区別する意識が希薄になりがちなため、パソコン上で参考文献を引用する際に意識するべき点などについても言及した。

 今回の講座では、申込人数が定員60人に達したため受講申込を締め切ったにも関わらず、聴講を希望する学生からの問い合わせが相次ぎ、急遽、枠を拡大して90人を限度に聴講を募った。

 講座終了後、受講生からは「客観的に自分の意見を書くことの大切さが分かった。」「これからもっと本を読んでいきたい。」などの声があがった。

【記事:学生広報スタッフ 竹村 知紘さん(経済・4年次)・河合 成美さん(経営・1年次)】
学生が書く様子を見守る藤原義則氏
講座終了後、大きな拍手に包まれる図書館ホール
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