映画「ガレキとラジオ」学内上映会
2013.06.21
6月21日、5号館4階の5401演習室で、復興に取り組む東北の姿を描くドキュメンタリー映画『ガレキとラジオ』(監督:梅村太郎・塚原一成、2012年)が上映された。『ガレキとラジオ』は、宮城県南三陸町を舞台に、町民が立ち上げた災害ラジオ局の姿を追った記録映画である。ボランティアセンターでは、シネマ×トーク企画「はな☆Cine」を実施しており、今回、震災の記憶を風化させないことを目的に本作品の上映を行った。
上映に先立ち、大城光正ボランティアセンター長より「同じ関心を持った人と話し合いを持ってほしい。そこから目から鱗、新しいものが見つかるかもしれない」と挨拶があった。映画本編では、南三陸町のラジオ局「FMみなさん」の取り組みと復興に向かう街の姿がリアルに描かれ、映画終了後には涙を浮かべる人も見られた。
上映後、参加者同士でそれぞれの感想を発言する場が設けられ、映画を観て感じたこと、思ったことを共有することで「帰ってこられる場所があるという当たり前なことの幸せは、震災を経験した人でないとわからないと思った」、「身近な人を大切にしていくことを、失ったことで初めて気づくことがある」という声が上がるなど、理解が深まった。
また、映画の出演者と親交があり、京都で「難民ナウ!」という難民問題をテーマにしたラジオ番組の制作に携わる宗田勝也さんがゲストとして登壇し、「何か自分にできることはと思った人は、この映画を伝えることが力になるのではないだろうか」と参加者にメッセージを投げかけた。
最後に、作り手に向け、「この映画に出会ってよかった」「ラジオが力になることを知り、行動を起こすことも大切だと知った」「私はこの映画を見て、震災と東北のことを伝えていきたいと思います。伝えることが私のできることだと思う」などの感想が送られた。
【記事:学生広報スタッフ 大畑 彰啓さん(経済・3年次)・竹村 みゆきさん(法学・3年次)】
上映に先立ち、大城光正ボランティアセンター長より「同じ関心を持った人と話し合いを持ってほしい。そこから目から鱗、新しいものが見つかるかもしれない」と挨拶があった。映画本編では、南三陸町のラジオ局「FMみなさん」の取り組みと復興に向かう街の姿がリアルに描かれ、映画終了後には涙を浮かべる人も見られた。
上映後、参加者同士でそれぞれの感想を発言する場が設けられ、映画を観て感じたこと、思ったことを共有することで「帰ってこられる場所があるという当たり前なことの幸せは、震災を経験した人でないとわからないと思った」、「身近な人を大切にしていくことを、失ったことで初めて気づくことがある」という声が上がるなど、理解が深まった。
また、映画の出演者と親交があり、京都で「難民ナウ!」という難民問題をテーマにしたラジオ番組の制作に携わる宗田勝也さんがゲストとして登壇し、「何か自分にできることはと思った人は、この映画を伝えることが力になるのではないだろうか」と参加者にメッセージを投げかけた。
最後に、作り手に向け、「この映画に出会ってよかった」「ラジオが力になることを知り、行動を起こすことも大切だと知った」「私はこの映画を見て、震災と東北のことを伝えていきたいと思います。伝えることが私のできることだと思う」などの感想が送られた。
【記事:学生広報スタッフ 大畑 彰啓さん(経済・3年次)・竹村 みゆきさん(法学・3年次)】