ヨット・アテネ銅メダリスト 轟 賢二郎さんが講義

2013.05.17

 2004年アテネオリンピック・セーリング競技男子470級銅メダリストで日本男子初のメダルを獲得した本学卒業生の轟 賢二郎さん(1999年経済学部卒)が5月17日、共通教育科目「スポーツと人間形成」でゲストスピーカーとして本学に訪れ、講義を行った。

 この講義は1年次生を対象に、スポーツの持つチャレンジ精神やスポーツを通しての他者とのコミュニケーションなどについて学び、スポーツがおよぼす自己成長、人間形成について考察することを目的に開講されており、スポーツに関する様々な分野で活躍するゲストスピーカーが「大学スポーツの意義」をテーマに講義を行う。

 轟さんは、ヨット競技の特性について「パワーだけでなく、バランスも必要な競技。広いフィールドで行うので総合的な力や判断が求められる。良い波や風を捕まえなければならない、自然を相手にした競技」と述べ、スタートの合図で、風を受け一斉に大海原を駆けるヨット競技の様子を映像で紹介した。また、「計画を立てるだけなら誰でも出来る。何をいつまでにやらなければならないのかを、自分で考え明確にしていくことが大切」と学生にメッセージを送った。
日本男子初のメダルを獲得した本学卒業の轟さん
ヨット競技について映像を使って解説をした
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