益川塾 第4回シンポジウム「地震と噴火の日本列島」

2013.02.09

 2月9日(土)、京都産業大学益川塾第4回シンポジウム「地震と噴火の日本列島」がむすびわざ館で開催され、尾池和夫 国際高等研究所長 前京都大学総長による講演の他、尾池和夫所長、益川敏英塾頭、曽我見郁夫副塾頭らによる鼎談が行われた。

 益川塾では、志ある研究者が互いに切磋琢磨しつつ研究に専念し、生涯に渡って学問を極めていくための揺るぎなき礎を築く場を提供すると共に、科学の普及等を通じて、科学の発展に寄与するために自然科学系および人文社会科学系の塾生を受け入れて活動を行っている。

 第1部で、地震学が専門の尾池所長は、プレートが集まる「変動帯」の日本の地震が多発する理由や、地震と日本特有の文化の関係、都市との関わりについてなどを紹介した。

 第2部では、聴講者からの質問を交えて尾池所長と益川塾頭、曽我見副塾頭の鼎談が行なわれ、「地球科学を学ぶ」をテーマに、京都の地震リスクなどについて意見交換が行われた。
地震や噴火などの自然現象と日本の文化について語る尾池所長
尾池所長、益川塾頭、曽我見副塾頭で行われた意見交換
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