平成24年度 教養講座(後期土曜講座2)開催

2012.12.08

 12月8・15日の2日間、全4回の教養講座「ストレスと脳の話—動物の脳に学ぶ—」がむすびわざ館にて開催され、総合生命科学部 齋藤 敏之 教授による講義が行われた。

 講義1日目(12月8日)の第1回では、ストレスについての研究を踏まえながら、「ストレス」とは何か?というところから講義が始まり、続いての第2回では、「体内でおこる様々なストレス反応」について、動物の脳研究などから得られた成果をもとに、その仕組みについて解説した。

 講義2日目(12月15日)の第3回では、ストレスホルモン等が脳に与える影響について考察し、最終回ではストレス反応やそれに伴う神経系の障害を軽減させる手立てについて、動物の脳研究からそのヒントを学んだ。受講生は講師の話に聞き入り、講義終了後は熱心に質問する姿も見られた。

 受講生からは「受講生の質問にも丁寧に答えてくださってよかった。」、「最新の話題も交えてお話しくださり、非常に興味深かった。」「最初は、難しいと感じたが、全4回を通して理解することができてよかった。」などの感想がよせられ、好評であった。

<テーマ>
第1講座 
「ストレスを考える」
第2講座 
「脳の中のストレス反応調節系」
第3講座 
「ストレスが脳に与える影響」
第4講座 
「ストレス反応の軽減」
熱心に聴講する受講生
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