創立50周年記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」始動宣言式典 開催

2012.11.27

 11月27日、2015年の創立50周年に向けた記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」始動宣言式典を神山ホールで開催し、大学の頭文字「K」と「むすびわざ」をイメージしたロゴマークと、スローガン「Keep Innovating.」を発表した。

 京都産業大学の大学名にある「産業」は、「むすびわざ」とも読み「新しい業(わざ)をむすび、新しいものを産み出す」という意味が込められている。「むすびわざ」は現代でいう「イノベーション」の概念につながることから、学内外のさまざまなリソースと知恵を結び、新たに共創していく「むすびわざDNAプロジェクト」の実施を藤岡一郎学長が発表した。

 また、プロジェクトのプラットフォームである「KSUフューチャーセンター」設立の構想も発表。一拠点総合大学の利点を活かしながら、大学内の学部・部署、教員・職員・学生の立場を越え、学外からの知恵・提言も積極的に取り入れながらフラットな対話を行う中からアイデアと情報が集散する場を目指すという構想について、山岸博副学長が説明を行った。

 さらに、「むすびわざDNAプロジェクト」の実践的モデルとして「未来型授業開発プロジェクト」「寮教育強化プロジェクト」「多読ラーニングプロジェクト」「ミツバチプロジェクト」の4つのトライアルアクション事例を教職員の代表者が紹介した。これは「京都産業大学が果たすべき人づくり」をテーマに、2012年4月から教職員行っているワークセッションの中から出されたアイデアで、本学の「ミツバチ産業科学研究センター」の成果を、環境教育・地域振興など広く社会に役立てるものとして活用を検討する「ミツバチプロジェクト」は、式典後に第2部として行われたフォーラムでも詳しく説明された。
式典には企業・自治体や教育関係者、同窓会関係者など大学関係者や、教職員の約700人が参加。卒業生でタレントのハイヒールリンゴさんも登壇し、プロジェクト内容について説明する職員との軽妙なやりとりで会場を盛り上げた。

 創立50周年記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」および50周年に向けたロゴ・スローガンについての紹介は、「創立50周年に向けた取り組みについて」に掲載している。
「建学の精神を受け継ぎ、型破りな挑戦を続ける」と語る藤岡学長
トライアルアクションを説明する教職員と藤岡学長・山岸副学長
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