下鴨神社宮司 新木 直人氏「『鴨』と『賀茂』」を講義

2012.07.09

 7月9日、共通教育科目「賀茂文化を学ぶ」の授業において賀茂文化研究会顧問で賀茂御祖神社(下鴨神社)宮司でもある新木 直人氏が「『鴨』と『賀茂』」をテーマに講義を行った。

 この授業は各界で活躍中の専門家と専任教員との共同によるリレー科目で、講師をゲストスピーカーとして招き、専門性の高い話題を多様な視点から提供してもらうことで、学びの幅を広げることを目的としている。

 新木氏は『古事記』や『日本書紀』などの古典や文書等に登場してくる「かも」の文字の具体的な例を挙げ、カモとはどういう意味か、この土地がなぜカモなのかを丁寧に検証した。また、「下鴨」と「上賀茂」がいつ頃から使用されたのかなどを解説した。
「かも」の意味を解説する新木 直人下鴨神社宮司
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