第73回市民講座開催

2012.04.25

 4月25日、むすびわざ館において、京都産業大学 生涯学習講座の第73回市民講座が開催され、約80人が参加した。

 第1講座では、坪井 泰住 コンピュータ理工学部教授が、「照明の最新技術:有機EL照明のしくみと必要性」と題して講義した。新しい照明のひとつとして有望視されている有機EL照明(有機物に電圧をかけることで有機物自体が発光する、有機ELを利用した照明)の仕組みと必要性について説明した。

 第2講座では、並松 信久 経済学部教授が、「復興の手本は二宮金次郎」と題し、政治・経済の低迷、自然災害の発生など、幕末と似た状況に直面している現在、改めて注目される二宮尊徳(二宮金次郎)の思想について講義した。

 講座終了後は、参加者が個別に質問する姿もみられ、アンケートには「照明の最新技術について話を聞く事ができて良かった。早く有機EL照明が実用化されて欲しいと感じた。」「東日本大震災の復興には二宮尊徳の思想が必要であると感じた。」といった感想が寄せられた。
有機EL照明について説明する坪井教授
並松教授の講義を熱心に聴講する受講生
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