総合生命科学部 第3回 バイオフォーラム2012

2012.06.12

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 6月12日、本学図書館ホールにて「第3回 バイオフォーラム2012」が行われた。

 第3回は「日本の化学サリンテロとアメリカの生物炭疽菌テロ事件」をテーマにコロラド州立大学名誉教授であり、順天堂大学客員教授でもあるAnthony T.Tu(杜 祖健)博士が講演を行った。

 長野県松本市から端を発し、東京の地下鉄にまで至ったサリンテロ事件は、その規模の大きさから世界の注目をあびた。Anthony T.Tu博士は、この一連の事件について発生当初の状況から解決に至るまでの経緯を、貴重な写真や資料を交えながら大変わかりやすく解説した。特に日本の警察が、博士の「サリンは地中から発見することができる」という助言をもとにサリンの分解物を地中より検出し、サリン製造所を特定するに至ったことや、元オウム真理教幹部 中川智正死刑囚と面会したことなど興味深い話が続いた。

 また、まとめとしてアメリカで起こった「炭疽菌テロ事件」と「日本のサリンテロ事件」との比較も行なった。

 次回は6月14日、東京大学大学院 農学生命科学研究科 生物材料科学専攻 高分子材料科学研究室 岩田 忠久教授を講師に招いて開催予定。
生物テロや化学テロについて「守る側の安全も重要」と語ったAnthony T.Tu(杜 祖健)博士
盛んな質疑応答が行われたバイオフォーラム
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