平成23年度「若泉敬記念基金」懸賞論文表彰式

2012.02.22

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 2月22日(水)、第2研究室棟会議室において、京都産業大学世界問題研究所主催により平成23年度「若泉敬記念基金」懸賞論文表彰式が行われた。

 「若泉敬記念基金」懸賞論文は、長年にわたって世界問題研究所所長を務めた故若泉敬教授の寄付をもとに設置された「若泉敬記念基金」の活動の一環として行われているもの。平成23年度は、「今日の国際問題に関するテーマを各自で設定し、副題をつけて論じる」と「『東日本大震災と日本人』と題し、日本の政治・経済・社会・文化など幅広い視点から論じる」の2つのテーマについての論文で、4人が二席と佳作に入賞した。

 表彰式で、柴孝夫副学長は「災害や経済不況に見舞われ大変な世情だが、若者が社会問題に対してこれだけしっかりした自己主張ができるということに驚くとともに、安心した。日本を、そして世界を、より良いものにしていってほしい」と話した。また、世界問題研究所の東郷和彦所長は「入選、佳作の論文は、現下の東アジア情勢の最大問題である中国の台頭を視野に入れたタイムリーなもので、論文の構成力としてもしっかりしていた。今回選外となったものも、着眼点は皆すぐれており、総じてどれもレベルの高いものに仕上がっていた。皆さんのこれからに期待したい」と講評を述べた。

 二席を受賞した梅本晋平さん(外国語・4年次)は「国際問題に興味を持ったのは、周りの先生方のおかげです。卒業を目前にとても記念になり嬉しい」と喜びを語った。

平成23年度「若泉敬記念基金」懸賞論文入賞者
【二席】
梅本晋平さん(外国語・4年次) 
「今日の国際問題〜海は日本の生命線〜」 
長瀬祥治さん(法学研究科・修士2年次) 
「『世界の終わり』以後の世界」
【佳作】
吉澤史彰さん(法・4年次) 
「自衛隊による国際協力〜自衛隊の海外派遣による国際協力と国内世論の関係を中心として」
室良男さん(法・4年次)
「今日の国際問題−国際公共財の提供主体としての帝国−」 
※一席の該当者なし

※若泉 敬 記念基金
若泉敬(わかいずみ けい 1930-1996年)国際政治学者。東京大学法学部、ロンドン大学院卒業。1965年に本学教授として招聘され、1966年世界問題研究所 所員となり、1970年から1980年まで同研究所 所長を務める。1992年退職時には退職金の全額を同研究所の活動資金として寄付、同研究所では2001年にこれを「若泉敬記念基金」と命名。若者の教育に熱心だった若泉教授の精神を学生に還元するため、講演会開催、懸賞論文募集などの経費に運用している。
東郷所長から奨学金と記念品を受け取る受賞者
4人が二席・佳作に入賞、表彰された
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