総合生命科学部シンポジウム「感染症と食の安全」

2012.02.23

 2月23日、神山ホール第1セミナー室において、第2回 総合生命科学部シンポジウム「感染症と食の安全」が開催された。
 人の暮らしに非常にかかわりの深い「食の安全」について、食中毒や牛海綿状脳症(BSE)、鳥インフルエンザなどの「感染症」から考える内容で、総合生命科学部の研究成果を社会に発信するとともに、国内の研究者の最先端の話題が紹介された。
 開会の挨拶を行った永田和宏 総合生命科学部長は、「『食の安全』は、研究者のみならず一般市民からも興味深く、大切な問題です。とても良い機会なので、大いに議論して理解を深めていただきたい」と語った。
本学学生や教員、他大学の研究者、行政担当者や一般参加者など約120人が参加し、充実したシンポジウムとなった。

テーマ
・村瀬 敏之 (鳥取大学農学部 教授) 
「細菌感染と食中毒」
・小崎 俊司 (大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 教授)
「ボツリヌス毒素の作用機序と多様性について」
・横山 隆 (動物衛生研究所 プリオン病研究センター 領域長補佐)
「牛海綿状脳症(BSE)と食の安全」
・_桑 弘樹 (京都産業大学総合生命科学部 准教授)
  「ベトナムにおける鳥インフルエンザウイルスの浸潤状況」
挨拶を行う永田学部長
食に関わる感染症について最先端のトピックが紹介された。
たくさんの参加者が集まり、充実したシンポジウムとなった。
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