京都府立北稜高等学校との高大連携講座「光の不思議と可能性〜光テクノロジーの最先端に触れる〜」

2011.12.10

 11月17日、24日、12月10日、の3日間にわたり、独立行政法人科学技術振興機構より平成23年度サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト(SPP)「プランA」(※1)として採択された京都府立北稜高等学校と京都産業大学との高大連携講座を実施した。

 本講座では「光の不思議と可能性〜光テクノロジーの最先端に触れる〜」と題し、本学理学部の押山 孝教授と、別所 親房教授による物理分野についての講義が行われた。また、理学部学生がティーチングアシスタントを担当した。
 11月17日、24日は北稜高校において講義が行われ、17日は押山教授が「光のサイエンス」について、高校生にも身近な現象を紹介しながら分かりやすく解説した。24日は別所教授が「レーザーとホログラフィー」について、実際にホログラムを用いて光の性質やホログラムの原理について講義を行った。
 12月10日は本学において授業が行われ、押山教授、別所教授、ティーチングアシスタントの指導のもと「レーザー光線を使った光の速度の測定」「ホログラムの作製と再生」などの実験を行い、実験結果のグラフや、できあがったホログラムを検証した。
 受講生は普段扱うことのない最新の設備や実験機器に触れ、意欲的に、そして熱心に実験に取り組み、光についての知識と理解を深めていた。

※1.サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト「プランA」とは、大学等研究機関が主体となって高等学校等と連携し、理科系科目について体験的な学習を実施する取り組みに対して経費支援がなされるもの。
北稜高校での別所教授の講義
本学の実験室で行われたレーザー光を使った実験
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