12月9日、515教室において、陸上自衛隊第3師団長　番匠幸一郎氏をゲストスピーカーとして招いた総合安全保障論特別講演会が行われた。

　この総合安全保障論は、法学部が開講している講義で、地震や水害などの天災のほか、戦争、紛争やテロ、エネルギー問題など総合的な安全保障問題を検討する講義で、多方面からゲストスピーカーを招き、総合安全保障の意義について理解を深めることを目的として開講されている。
　
　登録学生以外にも公開された今回の特別講演会では、2011年3月に発生した東日本大震災において、東日本大震災二国間(日米)危機対応チームリーダーであった陸上自衛隊 番匠幸一郎 第3師団長が講師として登壇。世界中で活動を行う自衛隊の組織や役割についての紹介や、震災時における自衛隊の対応、活動について、写真を交えながらの解説が行われた。