就業力育成シンポジウム・就業力育成勉強会開催

2011.12.19

 12月19日(月)、キャリア教育研究開発センター主催「就業力育成シンポジウム」が図書館ホールで開催された。

 「コーオプ教育の有用性と今後の課題−日本(本学)とカナダの取組を例に」をテーマに、ブリティッシュコロンビア大学職員でカナダ人学生を日本の企業に送り、インターンを積むプログラム、カナダ・ジャパン・コーオプ・プログラムコーオプ・アシスタントの根本 優子氏を招き、講演やパネルディスカッションなどを通して本学教職員に就業力育成支援事業の取組と方向性について共通理解を深めることを目的として行われた。

 「コーオプ教育とはどのような教育か」「コーオプスタッフの業務」について、田中 寧 経済学部教授、根本氏より報告があった後、根本氏と本学教職員3名によるディスカッションを行った。本学の課題等に対してパネリストやフロアからの質問を交え、活発な議論が行われた。

 最後に、副学長で全学就業力育成実行プロジェクトチームリーダーの柴 孝夫 経営学部教授が、本学でも就業力育成にしっかり取り組んでいき、その中心を担う教育を充実させたい。企業と大学双方の戦略が重要で、本学としてプログラムをどう組み込むのか、みなの協力が必要となる。と呼びかけた。

 第2部は、全学就業力育成実行プロジェクトチームメンバーなどを対象に「就業力育成勉強会」が開催され、根本氏を囲んで、参加者の活発な質疑応答、意見交換が行われ、カナダ・ジャパン・コーオプ・プログラムの具体例など、新たな知見を得ることができる場となった。
就業力育成シンポジウムの様子
根本氏を囲んでの勉強会
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