平成23年度 教養講座(後期水曜講座)開催

2011.10.05

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 9月28日(水)、10月5日(水)の2日間、日本文化研究所長 宮川 康子 文化学部教授による全4回の教養講座「伊藤仁斎と人倫の思想」が開催された。

 1日目、「古義学の革命」「人間孔子の発見」をテーマに、江戸時代の儒学者である伊藤仁斎の幼少期からの思想の形成をたどりながら、日本の思想における革命的意義を考察した。
 また、京都の町人出身の仁斎が、「人間としての孔子」を発見した理由や、西鶴や近松の文学にも共通する「人間への視線」の意味について、図解を交えながら講義があった。

 2日目は「人倫社会の地平」「古義堂のもたらしたもの」をテーマに、仁斎の人倫社会の構想はどのようなものであったか、仁斎思想の集大成「童子問」を実際に読みながら仁斎思想のエッセンスに触れた。
また、仁斎が京都に開いた私塾、古義堂は、身分を越えて全国から人々が集まる場所となったが、その古義堂が与えた歴史的影響について考察した。

 講座終了後、受講生からは「全4回の講義を通し、伊藤仁斎の偉大さがよく分かった。」、「伊藤仁斎の思想に触れることができ、感無量であった。」といった感想があった。
伊藤仁斎について説明する宮川教授
講義を熱心に聞き入る受講生
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