図書館書評大賞講演会で川上未映子氏が講演

2011.07.06

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 7月6日(水)図書館ホールにおいて、2008年に『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞した作家であり、詩人・歌手など多方面で活躍する川上未映子氏の講演会が行われ、学生や教職員、一般市民ら約150人が聴き入った。この講演会は、読書活動の推進および書くことへの興味を促すために図書館が実施している「京都産業大学図書館書評大賞」の応募促進のために開催したもの。

 川上氏は「本の引力」をテーマに、小説や詩を書くようになったきっかけや書評を書くときのコツなどを熱っぽく語った。また、人と言葉と本のつながりについて「本をたくさん読めば読むほど、言葉はもちろん、いろいろなものを再発見できる。人は地球の引力から逃れられないのと一緒で、言葉を話して生きていく限り、言葉の引力からも逃れられない。そうなると、本の引力からも逃れられないのかもしれない」と話した。その後の質疑応答では、川上氏は、学生や一般市民の方から「クリエイティブになるにはどうすればいいか」「どんな価値観をもって本を選んでいるか」など多くの質問を受け、一つ一つの質問に丁寧に答える姿が見られた。

 「京都産業大学図書館書評大賞」は、本学図書館の蔵書の中から自分の興味ある図書を読みこなし、その魅力や評価のポイントが他の人に伝わるように表現された「書評」を学部学生から募るもの。大賞1篇、優秀賞3篇、佳作5篇が、図書館長をはじめとする選考委員により選出される。今年度の応募期間は6月1日〜9月30日。
「学生時代は時間があるので、とにかくいろいろな体験をしてほしい」と語る川上氏
参加者で満席の図書館ホール
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