教養講座(前期日曜講座)「刑事裁判の重要問題」

2011.05.22

 5月15日、5月22日の2日間、教養講座(前期日曜講座)「刑事裁判の重要問題」が京都駅前のキャンパスプラザ京都で開催された。

 今回は、成田 秀樹 法学部 教授による講義が行われ、1日目は、プライバシーの権利が生まれた目的や社会的背景について解説があり、密室での被疑者取調べにおける問題を具体的に取り上げ、取調べを外部からチェックするための方策について説明が行われた。

 2日目は、2009年から始まった裁判員制度の基本的な目的や手続きについて講義が行われ、裁判員制度の今後の課題について説明が行われた。

 受講生からは「広い視野で刑事裁判について学ぶことができた。」「刑事裁判における誤判の防止についての解説が興味深かった。」などの声が寄せられた。

講義テーマ
第1日目 第1講義
「プライバシーの保障と捜査の規律」
第2講義
「被疑者取り調べと可視性の向上」

第2日目
第3講義
「弾劾システムと当事者・論争システム」
第4講義
「裁判員制度」
成田教授の講義を熱心に聴講する受講生
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