感染症および食品の安全の研究に係る相互連携に関する協定を京都市と締結

2011.03.18

 3月18日(金)、京都産業大学は京都市と食の安全・安心、公衆衛生の維持・向上を図るため、相互連携に関する協定を締結した。

 食品中の残留農薬や動物用医薬品の検査、食中毒の原因菌・ウイルスなどの研究を行っている京都市と本学が協力して研究することで、医学・獣医学のみならず食の安全性に関わる分野においても成果が期待できることから、今回の相互連携に至った。今後、本学鳥インフルエンザ研究センター、および総合生命科学部動物生命医科学科と、京都市保健衛生推進室、衛生環境研究所が主体となり、さらに広範囲で公衆衛生の維持・向上、また食の安全・安心の確保について共同で調査・研究を進める予定。

 門川大作京都市長は「相互協力により、保健衛生の充実のみならず、地域医療、衛生産業の振興にも大いに貢献できる」と挨拶した。藤岡一郎本学学長は「共同研究成果が京都市だけでなく、日本、そして世界に発信されることでより安心できる都市環境の構築に協力したい」と期待を語った。
協定書を手に握手を交わす藤岡学長と門川市長
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