本学卒業生プロラクロス選手山田幸代氏によるアッセンブリーアワー講演会

2010.12.08

 12月8日神山ホールにおいて、学生部主催のアッセンブリーアワーが開催され、本学卒業生で日本初・日本唯一のプロラクロス選手である山田幸代氏(2005年経営学部卒業)による講演会が行われた。本学放送局の学生の司会によるトークショー形式で、山田氏はラクロスの魅力や、学生時代から現在までの様々な経験を語り、「チャレンジ」をテーマに学生へメッセージを送った。

 山田氏は本学在学中にラクロスを始め、そのわずか1年後には日本代表入り、2005年のワールドカップでは5位入賞の原動力となった。そして2007年に日本初のプロラクロス選手となるまでは、通信会社の営業職とラクロスを両立。現在はオーストラリアの強豪チームに加入し、競技者として活躍する一方、競技の普及活動にも尽力している。

 「ラクロスはフィールド最速の格闘技。日本ではまだ形のないラクロス文化を自分たちが作っていけることが楽しい。それが“楽球”(ラクロス)の魅力」と語る。また、自身の将来の夢について「『将来の夢はラクロス選手になること!』と子どもたちに言ってもらえるような競技にしたい。そしてオーストラリアで学んだ、子どもたちがチャレンジしようとした気持ち、その最初の一歩に対して“すごすぎるよ!”と称えて可能性を伸ばそうという精神を“オーサム(Awesome)プロジェクト”として広めていきたい」と熱く語った。

 また会場の学生に対して、自分の夢があるかどうか、あるいはチャレンジできる環境をつくっているかを問いかけ「今やらなければいけないことを思い切りやる。それが将来自分らしさを発揮する力にもなる。自分のチャレンジへとつながる、この一歩が出るかが大切だ」とメッセージを送った。講演後は学生からの質問に答え、京都産業大学をこれからも盛り上げていってほしいと話した。
ラクロスの魅力について笑顔で語る山田氏
テレビ放映された映像
大学生活の中でチャレンジできる環境をつくってほしいと語る山田氏
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